古い車や事故車の処分を検討している方にとって、カーネクストは注目すべき廃車買取サービスです。
テレビCMでも話題のカーネクストですが、実際の利用者からは良い評判と悪い評判の両方が聞かれます。
本記事では、カーネクストの廃車買取サービスについて、実際の口コミや評判、買取実績を詳しく分析し、利用前に知っておくべき重要なポイントを解説します。
廃車買取を検討中の方が後悔しないよう、メリットとデメリットの両面から徹底的に検証していきます。
カーネクストの廃車買取とは?会社概要と基本サービス

カーネクストは、どんな車でも原則0円以上で買い取る廃車買取専門サービスです。
まず最初にカーネクストについて以下の情報を解説します。
- 株式会社カーネクストの会社情報
- カーネクスト廃車買取サービスにおける3つの特徴
カーネクストを理解するためには、まず運営会社の基本情報とサービスの特徴を把握することが重要です。
それぞれの項目を1つずつ解説するので、ぜひご参考ください。
株式会社カーネクストの会社情報
株式会社カーネクストの会社情報は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社カーネクスト |
住所 | 大阪府大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪タワーB 18階 |
営業時間 | 8:00~22:00 |
電話番号 | 0120-301-456 |
対応エリア | 全国 |
定休日 | 年中無休 |
株式会社カーネクストは、大阪府大阪市北区に本社を置く廃車買取専門会社です。
営業時間は8:00~22:00と長時間対応しており、年中無休で顧客対応を行っています。
全国からのお問い合わせに対応しているため、誰でもサービスを利用可能です。
カーネクスト廃車買取サービスにおける3つの特徴
カーネクストの廃車買取サービスには、他社とは異なる3つの大きな特徴があります。
- どんな車でも原則0円以上で買取する保証制度
- 廃車の引取・レッカー費用が完全無料
- 廃車手続きの代行費用も無料
1つ目の特徴は、どんな車でも原則0円以上で買取する保証制度があることです。
中古車として販売できない車でも、パーツや鉄資源としてリサイクルできる販路を持っているため、年式が古い車や走行距離が長い車、事故車、不動車、水没車など、あらゆる状態の車が対象となります。
2つ目の特徴は、廃車の引取・レッカー費用が完全無料なことです。
事故車や不動車などでレッカー車が必要な場合でも、車を保管している場所まで無料で引取に来てもらえます。
そして3つ目は、廃車手続きの代行費用も無料なことです。
運輸支局や軽自動車検査協会で行う廃車手続きを全て無料で代行し、手続きに必要な書類も売却希望者の状況に合わせて教えてもらえます。
カーネクストの廃車買取の評判・口コミを完全分析

カーネクストの廃車買取サービスに対する評判は、利用者によって大きく異なる傾向があります。
ここからは、口コミや評判に関する以下3項目を解説します。
- カーネクストの廃車買取の悪い口コミの実態調査
- カーネクストの廃車買取の良い口コミから見るメリット
- 口コミが二極化する理由
実際、カーネクスト廃車買取の利用者からの口コミを詳しく分析すると、サービスに満足している声と不満を抱く声の両方が存在していることがわかります。
これらの口コミを客観的に検証することで、カーネクスト廃車買取についてより詳しく知ることが可能です。
カーネクストの廃車買取の悪い口コミの実態調査
カーネクストに対する悪い口コミは以下の通りです。
「査定時に写真を送ると買取り額がアップするという事で、写真を送ってみた。 暫くすると電話がきた。 受付の女性に、同時に他社も見積り出してもらっているので比べてから決めたいと伝えると、『今日決めてもらえれば、この提示額にプラス1万円でどうですか?ちなみに明日以降はプラス料金はありません。』とか言われた。 まぁ、13年乗って14万キロの車なら、このくらいの査定だろうなとは思っていたので、決めました。 引取、お金の振り込みまでは1週間~10日程度でスムーズだったが、そこから動きが遅い!」
「カーネクストでは口頭契約と言って書面での契約をしていないのに電話で言っただけでキャンセルするとキャンセル料3万円を請求されます。」
「車の買い替えに伴い3社にての相見積。 他社が出した金額聞いてそれに500円アップでと言う。 かなり執拗いので仕方なく決めるが他社帰ったの確認してから、また陸送費無料とか有るが店舗まで持ってこないと陸送代かかると言い出す。 更に還付金は一切無いと言い出す。」
カーネクスト廃車買取の悪い口コミを見ると、いくつかの共通したパターンが見られます。
最も多い不満は、即決を迫る営業手法に関するものです。
このような営業手法に対して、利用者は圧迫感を感じているようです。
また、口頭契約によるキャンセル料の問題もあるので注意しましょう。
カーネクストの廃車買取の良い口コミから見るメリット
一方で、カーネクスト廃車買取に満足している利用者の声も多数存在します。
「新車をディーラーさんで購入した際に、下取り価格が0円ということで営業の方に交渉していたところディーラーの方からカーネクストというサービスがあることを教えてもらいました。 正直、下取り価格が0円の車だったので半分あきらめてましたが、4万円の価格がついたことが非常に良かったです。 気になる点としては電話をした時に対応してくれる担当者が違うところ。 新車を購入するディーラーでは同じ担当の方がずっと話を聞いてくれるので、できれば同じ担当者の方が安心できたかと思います。」
「廃車買取でしたが、提示金額の上積みもしてもらい、その後の対応も早くて丁寧でした。 車の実物を見ないで…という意見もある様ですが、大体の相場は決まっており、実店舗を持たず、近隣の業者さんと委託で対応するのはコストダウンとなって客のメリットも多いのではないかと思います。」
「17年くらい前の車をカーネクストで売却しました。 ネットで見つけて、サイトには廃車費用が無料と書いていたのでとりあえず電話したら、引き取りに来てくれて廃車手続きも無料でやってくれるということなので決めました。 車検が残っているからその分を払い戻してくれるということで、結構価格が付きました。 対応も早く結構丁寧だったので満足です。」
カーネクスト廃車買取の良い口コミや評判を見ていると、他社で買取を断られた車でも価格が付いたという喜びの声が目立ちます。
また、実店舗を持たないシステムのメリットを評価する声やシステムの合理性を理解している利用者もいます。
さらに、長年使用した車でも適正な価格で買い取ってもらえたという満足の声や還付金も含めた総合的なサービスに満足しているという評判も。
カーネクスト廃車買取は、価格だけでなく、システム的メリットや還付金を含めた総合的なサービスなど、多くの方向から高評価を得ています。
口コミが二極化する理由
カーネクスト廃車買取の口コミが良い評価と悪い評価に二極化する背景には、いくつかの要因があります。
最大の要因は、利用者の期待値とサービス内容のミスマッチです。
テレビCMの影響で高額買取を期待して連絡する利用者が多い一方で、実際は廃車専門サービスであるため、通常の中古車買取とは性質が異なります。
また、電話査定という特殊なシステムに対する理解不足も影響しています。
実車を見ずに査定するため、車の状態を正確に伝えられない利用者と、限られた情報で査定を行う業者側との間で認識のズレが生じやすくなる傾向です。
さらに、提携業者による対応のバラつきも評価が分かれる原因となっています。
カーネクストは全国13,000社の自動車関連業者と提携しているため、地域や担当業者によって対応品質に差が出る可能性があります。
口頭契約という独特のシステムに対する説明不足も、トラブルの原因となり注意や理解が必要と言えるでしょう。
カーネクスト廃車買取のキャンセル料30,000円について

カーネクスト廃車買取では、契約成立後のキャンセルに対して一律30,000円のキャンセル料が発生します。
このキャンセル料制度は、カーネクスト廃車買取を利用する際に最も注意すべきポイントと言えるので、以下2点について解説します。
- キャンセル料が発生するタイミング
- キャンセル料を避ける対策
多くの利用者がこの制度について十分に理解せずに契約し、後にトラブルとなるケースが見受けられます。
それぞれ詳しく解説していくので、ぜひご参考ください。
キャンセル料が発生するタイミング
キャンセル料が発生するタイミングは、電話での査定額に同意した時点です。
カーネクストの廃車買取は実車査定を行わず、電話でのやり取りのみで契約が成立するのです。
具体的な流れとしては、まずウェブサイトまたは電話で申し込みを行います。
次に、電話にて車種や年式・走行距離などの車の情報や、内装・外装の状態をヒアリングされます。
そして電話で査定額が提示され、利用者がその金額に「納得する」と答えた時点で契約が成立する流れです。
この時点で、書面での契約書がなくても法的に有効な契約が結ばれたとみなされます。
重要なのは、「検討します」「他社と比較したい」などの回答をした場合は契約成立とならないことです。
しかし、「わかりました」「お願いします」などの曖昧な返答でも契約成立と判断される可能性があるため、注意が必要です。
キャンセル料を避ける対策
キャンセル料を避けるためには、電話での対応に細心の注意を払う必要があります。
重要なのは、査定額を聞いただけの段階では、契約の意思表示をしないことです。
「まだ検討中です」「家族と相談してから決めます」「他社の査定結果を待っています」など、明確に保留の意思を示しましょう。
また、査定の前にキャンセル料について確認することも大切です。
「契約後のキャンセル料はいくらですか?」「どの時点で契約成立となりますか?」などの質問を事前に行い、条件を明確にしておきましょう。
さらに、即決を迫られても冷静に対応することが重要です。
「今日決めれば追加料金」「明日以降は価格が下がる」などの営業トークに惑わされず、十分に検討する時間を取りましょう。
複数の業者との比較を検討している場合は、その旨を最初に伝えておくことで、営業担当者も強引な勧誘を控える傾向があります。
カーネクスト廃車買取のしつこい営業電話の対処法

カーネクスト廃車買取からの営業電話については、適切な対応方法を知っておくことで効果的に対処できます。
営業電話について以下の項目に沿って、詳しく解説します。
- 営業電話がしつこい理由
- 効果的な断り方と注意点
査定申し込み後に営業電話がかかってくることは、車買取業界では一般的な慣行です。
理由や効果的な断り方や注意点を理解し、適切な対応を行えるようにしましょう。
営業電話がしつこい理由
営業電話が多くなる理由は、カーネクスト廃車買取のビジネスモデルにあります。
実店舗を持たないオンラインサービスのため、顧客との唯一の接点が電話となります。
また、廃車買取は競合他社も多く、早期に契約を獲得する必要があるため、積極的なアプローチが行われる傾向です。
さらに、査定申し込みをした時点で「見込み客」として認識されるため、成約まで継続的にフォローが行われる仕組みになっています。
提携業者による対応のため、連絡を取る業者が複数になる場合もあり、結果として電話の頻度が高くなることもあります。
効果的な断り方と注意点
営業電話を効果的に断るためには、明確で曖昧さのない表現を使うことが重要です。
「検討中です」「考えてみます」などの曖昧な表現は避け、「利用しません」「他社に決めました」と明確に意思表示しましょう。
また、再度の連絡を避けたい場合は「今後の連絡は不要です」と伝えることが効果的です。
電話を受ける際は、相手の話を最後まで聞く必要はありません。
冒頭で断りの意思を示し、相手が話を続けようとしても「結構です」と明確に断りましょう。
ただし、一度査定を申し込んだ以上、最低限の対応は必要です。
無視や着信拒否よりも、一度きちんと断りの連絡を入れる方が、後々のトラブルを避けられるでしょう。
カーネクスト廃車買取の買取実績

カーネクストは累計買取台数45万台を突破しており、豊富な買取実績を持つ廃車買取専門業者です。
買取実績を確認することで、自分の車がどの程度の価格で売却できるかの参考にできます。
また、実際の事例を知ることで、カーネクスト廃車買取のサービス内容をより具体的に理解できます。
車種・年式などの買取実績
カーネクストの公式サイトに掲載されている買取実績によると、幅広い車種・年式の車が買取対象となっています。
古い車の価値を見出す事例として、平成5年のホンダ・シビックフェリオのような放置車両でも買取を行っています。
軽自動車では、ホンダ・ゼスト(2009年式、走行距離7.6万キロ)が8万円で買取された事例も。
また、日産・ローレル(1990年式、走行距離9万キロ)が5万円で買取されるなど、他社では値段がつかないような車でも買取実績があります。
トヨタ・アルファード(2010年式、走行距離9万キロ)は53万円、トヨタ・VOXY(2014年式、走行距離13万キロ)は45万円など、豊富な買取実績です。
2025年6月時点での公開されている実績となるため、参考程度に留めておきましょう。
売却の価格を上げる3つのコツ
カーネクストでの売却価格を上げるためには、3つのコツがあります。
- 車の状態を正確に伝えること
- 車検や自動車税の残存期間を活用すること
- 売却のタイミングを適切に選ぶこと
査定時に車検証の情報や車の写真を提供すると、査定額アップにつながりやすくなります。
傷や故障箇所がある場合でも、隠さずに正直に伝えることで、後のトラブルを避けることも可能です。
また、車検が残っている場合は、残存期間に応じて査定額に反映される可能性があります。
普通車に関しては、廃車手続きにより月割り計算で自動車税の還付を受けられます。
さらに、自動車税の還付を最大化するためには、年度末までになるべく早く廃車手続きを行うことが有利です。
また、査定額の有効期限についても確認し、価格が保証される期間内に決断することが大切です。
カーネクスト廃車買取の利用の流れと注意点

カーネクストの廃車買取は、4つのステップで完了する簡潔なプロセスです。
利用の流れを事前に理解しておくことで、スムーズな取引を行うことができます。
また、各段階での注意点を把握することで、トラブルを未然に防ぐことが可能です。
ここからは、カーネクスト廃車買取の流れや注意点について、以下の項目を解説していきます。
- 申し込みから入金までの4ステップ
- 契約前に確認すべき7つのポイント
- 必要書類と手続きなどの準備事項
- トラブル回避のためのチェックリスト
各項目1つずつ解説していくので、ぜひご参考ください。
申し込みから入金までの4ステップ
カーネクストの廃車買取は以下の4ステップで進行します。
- ステップ1:無料査定の申し込み
- ステップ2:車の引取
- ステップ3:手続き代行
- ステップ4:振込み
カーネクスト廃車買取では、申し込みから売却額の振込みまでスピード感ある取引を行えます。
契約前に確認すべき7つのポイント
契約前に確認すべき重要なポイントが7つあります。
- 査定額の内訳と有効期限の確認
- キャンセル料の条件
- 引取日程と場所の調整
- 必要書類について
- 振込スケジュールの確認
- 廃車手続きの完了証明はどうなるか
- 緊急時の連絡先
廃車買取の契約前に上記7点を確認しておきましょう。
必要書類と手続きなどの準備事項
普通自動車の廃車買取に必要な基本的な書類は6点です。
- 車検証
- 印鑑証明書
- 実印
- ナンバープレート
- 自賠責保険証
- リサイクル券
印鑑証明書は、発行から3ヶ月以内のものとなるため注意してください。
また、車検証の登録内容によっては、追加で必要な書類がでてくる可能性があるので、事前に確認しておきましょう。
トラブル回避のためのチェックリスト
トラブルを回避するためのチェックリストを活用しましょう。
- 契約前のチェック項目は以下の通りです。
- 査定額の根拠と内訳の説明を受けたか
- キャンセル料について説明を受けたか
- 還付金の取り扱いについて確認したか
- 引取日程と場所を明確にしたか
- 必要書類を全て確認したか
上記6点は最低限確認しておきましょう。
カーネクスト廃車買取がおすすめな車

カーネクストの廃車買取は、特定の条件に該当する車に対しておすすめです。
特定の条件とは以下の通りです。
- 年式10年以上、走行距離10万km以上の車
- 事故車・故障車・不動車・水没車
- 他社で「0円」「処分費用がかかる」と言われた車
一般的な中古車買取店では価値を見出せない車でも、カーネクストなら買取可能な場合が多くあります。
自分の車が該当するかどうかを確認して、適切な売却先を選択しましょう。
年式10年以上、走行距離10万km以上の車
年式が10年以上経過した車や、走行距離が10万kmを超えた車は、カーネクスト廃車買取が得意とする分野です。
一般的な中古車市場では価値が下がりがちなこれらの車も、海外輸出やパーツリサイクルの観点から価値を見出すことができます。
日本車は海外での評価が高く、国内では値段がつかない過走行車でも、輸出向けとして需要があります。
ディーゼル車やスポーツカーなどの特定車種は、海外市場での人気が高いため、予想以上の高価買取価格がつく可能性もあるのです。
メンテナンス記録がしっかりしている車や、人気車種の場合は、年式や走行距離にかかわらず高値が期待できます。
事故車・故障車・不動車・水没車
事故車、故障車、不動車、水没車などの問題を抱えた車も、カーネクスト廃車買取の対象です。
これらの車は修理して再販するのではなく、使用可能な部品を取り出してリサイクルパーツとして販売したり、鉄資源として活用したりします。
エンジンが動かない車でも、ボディパーツやシート、ホイールなどの部品に価値がある場合があります。
事故車でも、損傷が一部に限定されている場合は、使用可能な部品が多く残っているため、買取価格がつく可能性が高くなる傾向です。
また、水没車の場合でも、電装系以外の部品が使用可能であれば、一定の価値を見出せる可能性があります。
他社で「0円」「処分費用がかかる」と言われた車
他社で買取を断られた車や、処分費用を請求された車は、カーネクスト廃車買取に相談する価値があります。
ディーラーや一般的な買取店では、廃車費用として数万円を請求される場合でも、カーネクストなら買取価格がつく可能性があるのです。
車検切れの車、長期間放置された車、外装に大きな損傷がある車なども、カーネクスト廃車買取なら対応可能です。
特に軽自動車の場合、他社では値段がつかなくても、カーネクストでは一定の価格で買取される事例が多く見られます。
ただし、車の状態によっては、カーネクストでも0円査定となる場合があることは理解しておきましょう。
カーネクスト廃車買取でよくある質問

カーネクスト廃車買取に関してよく寄せられる質問と回答をまとめました。
- カーネクスト廃車買取は悪質業者なの?
- キャンセル料を払わないとどうなる?
- 査定額は他社より実際に高い?
- どんな車でも本当に買い取ってくれる?
- 廃車買取の査定は無料?
- 出張査定には対応してもらえる?
利用を検討している方が抱きがちな疑問や不安を解消し、安心してサービスを利用できるよう詳しく解説します。
カーネクスト廃車買取は悪質業者なの?
カーネクストは悪質業者ではなく、適切な許可を得て営業している正規の廃車買取業者です。
一方で、営業手法や契約方法について不満を持つ利用者がいることも事実です。
口頭契約によるキャンセル料の発生や、即決を迫る営業スタイルに対して「悪質」と感じる利用者もいます。
しかし、これらは法的に問題のある行為ではなく、あくまで営業方針の違いです。
重要なのは、利用者が事前にサービス内容や条件を十分に理解してから契約することです。
キャンセル料を払わないとどうなる?
キャンセル料を支払わない場合、法的措置を取られる可能性があります。
カーネクストは口頭契約でも法的に有効な契約が成立したとして、キャンセル料の支払いを求めます。
無視を続けた場合、督促状の送付や法的手続きに進む可能性があるのです。
ただし、キャンセル料の請求が適切かどうかは、契約時の状況によって判断が分かれる場合があります。
契約内容の説明が不十分だった場合や、キャンセル料について事前説明がなかった場合は、消費者センターや法律相談を利用することも選択肢の1つです。
自己都合によるキャンセルで、契約内容に問題がない場合は、素直に支払うことをおすすめします。
査定額は他社より実際に高い?
カーネクスト廃車買取の査定額が他社より高いかは、車の状態や車種によって大きく異なります。
一般的な中古車買取では値段がつかない車に対しては、カーネクスト廃車買取の方が高い査定額を提示する傾向です。
しかし、年式が新しく状態の良い車については、一般的な中古車買取店の方が高い査定額を提示する場合が多いようです。
カーネクストは廃車買取専門のため、中古車として再販可能な車よりも、解体やパーツリサイクルが前提の車に強みを持っています。
複数の業者に査定を依頼して比較検討することが、最も確実な方法です。
どんな車でも本当に買い取ってくれる?
カーネクストは「どんな車でも原則0円以上で買取」をうたっていますが、全ての車が必ず買取対象となるわけではありません。
基本的には、年式が古い車、走行距離が長い車、事故車、不動車、水没車など、幅広い状態の車を買取対象としています。
ただし、盗難車や車検証がない車、所有権に問題がある車などは買取できません。
また、一部離島など引取が困難な地域の車については、対応できない場合があります。
リサイクル料金が未預託の場合は、その分を差し引いた金額での買取となることもあります。
車の状態によっては0円での引取となる場合もありますが、廃車費用を請求されることはありません。
廃車買取の査定は無料?
カーネクストの廃車買取査定は完全無料で行われます。
電話や公式サイトのフォームから申し込める査定サービスに料金は一切かかりません。
査定後に契約しない場合でも、査定料金を請求されることはありません。
ただし、査定額に納得して契約した後にキャンセルする場合は、キャンセル料が発生するので注意が必要です。
査定は実車を見ずに電話で行われるため、車を移動させる必要もありません。
複数の業者に査定を依頼して比較検討したい場合でも、査定自体は無料で利用できます。
出張査定には対応してもらえる?
カーネクストは基本的に出張査定は行わず、電話査定のみで買取金額を決定します。
実車を見ての査定は行わず、電話で車の詳細情報をヒアリングして査定額を算出します。
これは、実店舗を持たないオンライン廃車買取サービスの特徴です。
車の引取時に実車の状態を確認しますが、査定時に伝えた情報と大きく異なる場合を除き、査定額の変更はありません。
出張査定を希望する場合は、他の廃車買取業者を検討する必要があります。
ただし、電話査定でもかなり正確な査定が可能で、手間と時間を大幅に短縮できるメリットがあります。
まとめ:カーネクスト廃車買取を賢く利用するために

カーネクストの廃車買取サービスは、適切に理解して利用すれば、非常に有効な車の処分方法です。
本記事で解説した内容を踏まえて、カーネクストを賢く活用するためのポイントを整理しましょう。
カーネクスト廃車買取が最も力を発揮するのは、他社で買取を断られた車や処分費用を請求された車の買取です。
年式が10年以上の車、走行距離が10万kmを超えた車、事故車、故障車、不動車、水没車などは、カーネクスト廃車買取での査定を検討する価値があるでしょう。
一方で、年式が新しく状態の良い車については、一般的な中古車買取店の方が高い査定額を期待できる場合があります。
そのため、まずは複数の業者に査定を依頼し、カーネクスト廃車買取と比較検討することがおすすめです。
カーネクスト廃車買取は、適切に利用すれば処分に困る車を有効活用できる優れたサービスですが最終的には、自分の車の状態と希望条件を明確にし、複数の選択肢を比較検討することが重要です。
カーネクスト廃車買取も含めた複数の業者から査定を取り、最も条件の良い業者を選択することで、後悔のない車の売却を実現できます。